主な業務は書類審査と資料作成
事業者から提出された書類の審査、資料や報告書の作成がメイン 。
業務量や内容に応じて、テレワークに切り替えて仕事をすることも多い。
執務室には、オンライン会議等に便利な1人用防音ブース(テレキューブ)や、参加人数によってレイアウトを変えられる可変式会議スペースなどを完備。
産業の安全を守り
未来を創る
私達の挑戦
中国四国産業保安監督部は、経済産業省の地方支分部局のひとつです。国民生活や産業活動に欠かせない電気、ガス、火薬類、鉱山などのエネルギー施設や産業活動の安全確保を使命として、各事業者による自主保安体制の構築や保安活動の状況を確認するため、関係法令に基づく申請書類の審査や立入検査等を実施しています。
また、デジタル技術を活用したスマート保安の推進を図るとともに、カーボンニュートラルの実現に向け今後の活用が期待される水素エネルギーやCCS(CO2の分離・回収・輸送・貯留する技術)の保安規制の整備に伴う地域への導入促進など、新たな産業基盤の創出に向けた準備も進めています。
電気の安全
事故を防止するため
電気設備の保安確保を着実に実施
発変電所や送配電設備、高圧受電のビル・工場等において、事業者における自主保安体制の構築や、感電、電気火災、広域停電等の電気事故の未然防止のため、工事計画の審査や主任技術者免状の審査・交付、事業所への立入検査等を行っています。
また、電気事故発生時には原因究明・再発防止策の指導を行うとともに、事故防止のための説明会や関係団体を通じた広報・啓発活動を実施しています。
電気工事については、電気工事の欠陥による災害を防止するため、適切な工事を行っていただけるよう、資格証の審査・交付、工事業者の登録申請・届出の審査や立入検査も行っています。
鉱山の安全と鉱害の防止
鉱山における安全確保と周辺環境の保全を行い
ときには司法警察としての職務を担う
鉱山における安全の確保と周辺環境の保全を図るため、各種届出の審査や鉱山への立入検査等を行っています。
また、鉱山災害発生時には原因究明のため特別検査を実施し、法令違反の疑いがある場合には刑事訴訟法上の特別司法警察職員としての職務を行っています。
閉山した金属鉱山の周辺環境を保全するため、地方自治体等が行う鉱害防止事業への支援も行っています。
都市ガス・LPガスの安全
事故を防止するため
電気設備の保安確保を着実に実施
都市ガスによる事故の防止のため、ガス製造・供給設備の工事計画の審査、事業者への立入検査、事故情報の収集や提供等を行っています。また、LPガスによる事故防止のため、販売事業者や保安機関からの申請・届出の審査、立入検査を行うほか、消費者事故を防止するため、販売事業者等に対する保安講習会・消費者向けの注意喚起等の情報提供を行っています。
高圧ガス・コンビナートの安全
消防庁や県とともに
事業所の安全を確保
高圧ガス施設の安全確保のため、事業所が自ら実施する完成検査や保安検査に対して立入検査を行っています。また、コンビナート区域における安全確保のため、消防庁や県とともに事業所に対して施設の配置等に関する現場確認を行っています。
火薬類の安全
火薬類取締法の適正な運用による
保安確保の一層の充実
トンネル工事や採石等のための岩盤の爆破に使われる産業用火薬や、防衛用火薬類に使用される火薬類や火工品等の製造施設における事故防止のため、設備変更等の許認可及び検査等を行っています。
災害対応
行政・事業者が一体となった
国民生活と産業保安の復旧支援
災害発生時には事業者から電気やガスの供給停止の状況や設備の被害情報等を収集し、国や省庁の災害対策部署への共有を行っています。また、被害や復旧状況に応じてライフライン事業者や自治体が設置する災害対策本部に出向きライフラインの早期復旧のための支援ニーズや被災者への生活支援ニーズの把握を行い、関係者と一体となって早期の被災者支援及び復旧支援を行っています。
国民生活の安心安全に直結する産業保安に対して
強い使命感と国民への奉仕者としての熱意と
誇りを持って働いています!
事業者と向き合い
安心安全を支えます
保安課職員(試験区分:化学系)
ガスを便利に安全に使用できる日常は事業者のたゆまぬ努力により維持されています。私は検査や各種届出等を通じて事業者に向き合うことで、その努力が技術的に法的に理にかなったものであり続ける手助けをしています。消費者のみならず、事業者も含めたみなさまの安心安全を支えています。
責任とやりがいのある
LPガスの保安
保安課職員(試験区分:行政系)
私は、LP ガスの保安の確保に関する業務を行っています。
消費者の皆さんに安定して安全に使用していただくため、事業者に法律に定められた基準を守っていただき、保安意識の向上を目指します。
LPガスによる事故・災害を防ぎ安全を確保する、責任とやりがいのある職務です。
保安体制の構築
強い想いで目指します
電力安全課職員(試験区分:化学系)
電気は、日々の生活に欠かせない便利なエネルギーですが、火災や感電といった事故に繋がる危険性もあります。事故を未然に防ぐために企業の方と意見交換をしながら、保安体制の構築を目指し、日々の業務に取り組んでいます。国民の安心・安全を創り出すという強い想いがこの職場にはあります。
日本経済を支える
鉱山の保安を推進しています
鉱山保安課職員(試験区分:電気系)
経済動向判断に使われる鉱工業指数の主要業種:鉄鋼業等に必要な鉱物を採掘する鉱業。川下の経済活動へ通じるため川上の鉱山における保安確保がより重要と認識し、立入検査等の監督業務に身が引き締まります。
表彰等の保安意識高揚を図る業務もあり、両輪で鉱山の保安を推進する点が魅力です。
時間 | 業務 |
---|---|
![]() 登庁 |
|
![]() 申請書類審査 |
|
![]() 表彰審査会 |
|
![]() ランチタイム |
|
![]() 現地検査 |
|
![]() 課内ミーティング |
|
![]() 退庁 |
様々な業務内容を知っていただくため、1日のストーリーとして組み合わせたものです。
転勤が少ない
本省等への出向を除いては、部署異動を伴う転勤はほとんどありません。広島市にある執務室を拠点に、中国地域の産業保安活動を支える業務にじっくり取り組めることが当監督部の大きな強みです。
ライフワーク
バランス
給料はボーナスも含め必ず支給されるので、生活は安定します。年次休暇は年間20日ほどを取得しましたし、育児休業も2ヶ月取りました!(希望すれば3年取れるらしい)先輩職員のフォローで復帰後、仕事が山積みということもありません。
働きやすい
監督部には30数名の職員が在籍しています。少人数のため職員同士の顔が見え、風通しがとても良い職場です。また、フレックスやテレワークの活用により出勤時間の調整ができたりと、柔軟に働き方を考えることができる環境です。
現場主義
事業所や工場への検査の際は事業者が講じている努力を確認でき、保安への想いを肌で感じることができます。
また、行政への要望・期待を聞くことも多く地域の産業保安への貢献が実感できます。
キャリア形成を
考えやすい
長期的な視野で自分の強みを探していくことができます。キャリアを考える基礎部分は、部内での異動や本省などへの出向を経験していく中で自然と形成していく機会に恵まれています。
Q.専門的な業務内容をしっかりと理解できるでしょうか?
A.仕事をしながら徐々に知識と経験を増やすことができます!
本省等への出向を除いては、部署異動を伴う転勤はほとんどありません。広島市にある執務室を拠点に、中国地域の産業保安活動を支える業務にじっくり取り組めることが当監督部の大きな強みです。
Q.頻繁に行われる部署異動についていけるのか心配です。
A.丁寧な引継ぎで、新しい業務にも取りかかりやすいです!
部署異動は平均して2年に1度くらいのペースで、異動時は前任者から丁寧な業務引継ぎをしっかりと受けることができます。
職員は同じ建物内で働いているので、気軽に前任者に相談することもできます!
Q.ビジネスマナーに不安があるのですが大丈夫ですか?
A.採用時に経済産業省職員としてのビジネスマナーを学べます!
採用時には、経済産業研修所(東京都東村山市)で実施される新規採用職員研修に参加し、経済産業省職員として勤務するための基礎知識のほか、ビジネスマナーや電話対応について学ぶことができます。
日頃の業務で困ったときも先輩職員が丁寧に教えてくれます!
Q.採用数が少なく、同期職員がいないのは不安です。
A.幅広い同期とのつながりが、後の強い味方となります!
新規採用職員研修は、中国経済産業局と合同のものや全国の監督部や経済産業局と合同のものなど、同じ庁舎内だけでなく全国の地方支分部局の同期とのつながりを構築することができます。
日々の業務だけでなく、自身がキャリア形成していく中で、多角的な視点で相談できる強い味方となってくれます!
サポートしてくれる先輩
私たち若手職員の質問に対して真摯に丁寧に向き合ってくださり、自身の経験や専門的知識を惜しみなく話してもらえることが多いです。
助け合いのチーム
自分の仕事だけやっていれば良いという考えではなく、チーム全体で自然に助け合いができる職員がたくさんいます。もし残業をすることになったとしても心配なし!全員でフォローします!
仕事だけでなく
プライベートでも頼れる
気心知れた仲の良い先輩職員とは、アフターファイブや休日に一緒にスポーツ観戦やキャンプに行ったり等、仕事のみならずプライベート面でも楽しい時間を過ごすこともあり、大変お世話になっています!
基本的にデスクワークメインですが、年間勤務のうち1割~2割(20~40日)程度は出張しています。出張の頻度は課によって多少のばらつきはあるものの、中国地域を中心に様々な地域を訪問する機会があり、宿泊を伴う場合もあります。
出張ではデスクワークだけでは得られない新たなスキルを身に着けることもできます。
Desk Work
主な業務は書類審査と資料作成
事業者から提出された書類の審査、資料や報告書の作成がメイン 。
業務量や内容に応じて、テレワークに切り替えて仕事をすることも多い。
執務室には、オンライン会議等に便利な1人用防音ブース(テレキューブ)や、参加人数によってレイアウトを変えられる可変式会議スペースなどを完備。
Business Trip
主な業務は立入検査
法令に基づいた事業者への立入検査が中心 。
他にも、発電所や製造施設などの稼働状況調査、表彰式の開催、当部主催の説明会、事業者が集う会議への出席、講習会の講師、研修など用務内容は様々。
学
様々な業種の事業所や工場に行くことができるので、現場の状況や声を知ることができます。執務室では学べないことも多い!
感
大きな設備こそ細かい箇所も重点的に点検されており、事業者の安全確保に対する強い思いを実感することが多い!
技
設備の構造や仕組みを見ることで専門知識が身につくだけでなく事業者の方と直接対話することでコミュニケーションスキルの向上にも繋がります。
徒歩20分
「県庁前」駅下車 徒歩7分
私たちのストーリーから、使命やビジョンを共感いただけましたでしょうか?少しでも興味や関心を持っていただけましたら、ぜひ新規採用イベントにエントリーください。
あなたのキャリアの第一歩を踏み出し、ともに未来を築きましょう。新卒採用イベントへのエントリーをお待ちしています!
監督部で働いてみたいか考える入り口として、業務内容や職場の雰囲気を確認できる官庁watchingを例年3月頃に実施しています。
各機関の業務を理解し志望官庁選定の参考としていただくために、人事院が主催する中国地区の例年6月頃の「官庁合同業務説明会」に参加しています。
当部について具体的なイメージを持ってもらうため、若手職員から直接当部で働く魅力・やりがい等をお伝えする座談会を例年6月頃に実施しています。中国経済産業局と共同開催。
当部をより深く知っていただくため、あらゆる質問に個別にお答えする個別相談会を例年6月頃に実施しています。オンラインでの参加も可能です。
国家公務員採用試験受験者が志望官庁を訪問し、業務説明や面接を受ける採用活動である「官庁訪問」を例年7月に実施しています。