無停電の年次点検の導入について
無停電の年次点検について
事業場の保安管理業務を外部委託する場合、停電により設備を停止状態にして行う年次点検を1年に1回以上行う必要があります。
ただし、信頼性が高く、内規に定める点検と同様と認められる無停電による年次点検が1年に1回以上行われる事業場については、停電を伴う年次点検を3年に1回以上とすることができます。
年次点検の標準的な点検方法については、以下をご確認ください。
主任技術者制度の解釈及び運用【経済産業省[PDF:480KB]】無停電の年次点検について
無停電の年次点検を導入する場合は、「無停電の年次点検の考え方」を整理し、担当する電気管理技術者等が確実に点検実施できるよう「無停電の年次点検マニュアル」を作成していただく必要があります。
また、無停電の年次点検を適用した「保安規程(無停電年次点検)」を作成し、外部委託申請時には、「設備条件確認書(無停電年次点検)」を提出する必要があります。
申請時に必要な提出資料
- 無停電の年次点検の考え方
- 無停電の年次点検マニュアル
- 保安規程(別紙:無停電年次点検)
- 設備条件確認書(無停電年次点検)
無停電年次点検の要件を満足しなくなった場合の手続き
「信頼性に高い機器」ではなくなる等、無停電の年次点検の要件を満足しなくなった事業場については、保安規程の変更を行い、停電を伴う年次点検を毎年実施してください。